不安
「私のせいで、患者さんに不利益があったらどうしよう」
仕事をしている間、私はいつもこの不安を抱えていました。
もし緊急の所見を見落として報告できなかったら、
もし知識不足のせいで検査ミスをしていたら、
もし患者さんを間違えていたら――。
とにかく毎日、頭の中は不安でいっぱいでした。
仕事に慣れてからも、その緊張感がなくなることはなく、少しずつ心も体も疲弊していきました。
周囲から「もっと力を抜いていいよ」「大丈夫だよ」と声をかけてもらっても、私は常に心配していました。
今振り返ると、私は責任を強く感じすぎていたのだと思います。
「ちゃんとしなきゃ」「間違えてはいけない」という思いが、とても強かったのだと思います。
改めて思うこと
でも、今は思います。
そこまで一人で責任を背負う必要はなかったのだと。
ミスはみんなでカバーすればいい。
不安なことは、人に聞けばいい。
緊張感を持つこと自体は、決して悪いことではない。
そう思えるようになりました。
うつ病になる人には、真面目で責任感の強い人が多いと言われています。
「ちゃんとしなきゃ」という思いが強い人も、きっとたくさんいると思います。
でも、そこまで自分を追い込まなくても大丈夫です。
難しいとは思いますが、少しだけ肩の力を抜いてみてはいかがでしょうか。


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