苦しかったこと
結婚してみて、正直に言うと、苦しかったことは何度もあります。
その中でも一番つらかったのは、うつ病に対する理解が思っていたより薄かったことです。
彼は職業柄、うつ病の人と関わることもあります。
だからこそ、どこかで「わかってもらえるはず」と期待していました。
でも、パートナーとなると話は別だったように思います。
私が弱音を吐いたとき、
「そんなこと言われたら、一緒にいてつられてしまう」
そう言われたことがありました。
その言葉を聞いたとき、とても悲しくなりました。
一番近くにいてほしい人に、弱さを出してはいけない気がして、心を閉ざしてしまいました。
また、再び休職するかもしれないと伝えたときには、
「何回休職するの?」
「期待した分、正直ガッカリだ」
と言われました。
その言葉は、今でも忘れられません。
ショックが大きくて、
「自分はここにいていい存在なんだろうか」
「生きている意味があるんだろうか」
そう思ってしまい、死にたい気持ちがよぎったこともありました。
結婚しているからといって、すべてを理解し合えるわけではない。
病気のつらさは、どんなに近い人でも、完全には共有できない。
それを痛感しました。
一方で、救われたことも、何度もあります。
救われたこと
あるとき、彼がぽつりとこう言いました。
「何があっても、一生面倒みるつもりだから」
その一言で、どれだけ心が救われたかわかりません。
たくさん励ましてくれるわけでも、
毎回優しい言葉をかけてくれるわけでもありません。
でも、逃げずにそばにいること。
離れないこと。
それが彼なりの愛情なのだと、少しずつわかるようになりました。
理解が足りないと感じる瞬間もあるし、傷つく言葉を言われることもあります。
それでも、私を大切にしようとしてくれていることは、行動の端々から伝わってきます。
だから私は、
この人と結婚できてよかったなと思います。
そして同時に、
「この人より先に死ねないな」
そう思うようにもなりました。
結婚は、楽なことばかりではありません。
特に、病気を抱えていると、すれ違いや苦しさも増えます。
それでも、完全ではなくても、
一緒に生きようとしてくれる人がいることは、大きな支えです。
この文章が、同じように悩んでいる誰かの
「自分だけじゃないんだ」
という気持ちにつながればいいなと思います。


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