始まり
私がうつ病になったきっかけは、仕事でした。
当時はエコー検査をはじめ、さまざまな検査業務を担当しており、さらに初めての学会発表も控えていました。
今振り返ると、明らかにオーバーワークで、長期間にわたる強い緊張状態が続いていたと思います。
メインで担当していたエコー検査では、「とにかく何でもやってみる」というベテランの指導者さんの教育スタイルが、小心者の私には合わず、毎日が緊張の連続でした。
朝早く起きて出勤し、勤務前に自主勉強。
業務が終わってからも、その日の振り返りや自主勉強を行う生活が、約1年ほど続いていました。
エコー検査は自分がやりたかった仕事だったため、とてもやりがいは感じていました。
しかし、体の不調は徐々に現れ始めました。
まず、瞼の痙攣が頻繁に起こるようになり、ものもらいもできました。
次に、長期間にわたってめまいが続くようになりました。
さらに、職場に着くと汗が止まらなくなり、動悸も感じるようになりました。
今思えば、この段階で異変に気づけていればよかったのですが、当時の私は、まさかストレスが原因だとは思っていませんでした。
「めまいを治したい一心」で、耳鼻科を3件ほど受診しましたが、どの病院でも検査結果は異常なし。
原因不明と言われ、とりあえずめまいの薬を毎日飲み続けていました。
めまいが3ヶ月ほど続いた後も体調不良は改善せず、ついには仕事中に立てなくなるほどの強いめまいが起こりました。
さらに、突然涙が止まらなくなり、頭がぼーっとして、とても仕事ができる状態ではありませんでした。
その様子を見た上司から早退を勧められ、精神科の受診を勧められました。
精神科に電話をかけても、何件もの病院で受診を断られましたが、たまたま予約枠が空いていた病院があり、そこを受診することができました。
心理士さんとの面談や検査の後、医師に「少しでいいので休みが欲しい」と伝えると、
3ヶ月の休職を勧める診断書とともに、うつ病と診断されました。
診断後
うつ病と診断されたとき、私は呆然としました。
まさか自分がうつ病になるなんて、不調の原因がメンタルにあるなんて、ただただ驚きでした。
しかし同時に、ほっとした気持ちもありました。
「やっと原因が分かった」「薬を飲めば治る」「やっと休める」
そんな思いが次々と頭に浮かびました。
このうつ病が、これほど長く続くものになるとは、その時の私は思いもしませんでした。
以上が、私がうつ病になった経緯です。


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